ライオンズ2015新ユニに思う背ネームのトレンド
新ユニフォームのスペシャルサイトは西鉄ライオンズから西武ライオンズ、このユニフォームになるまでの流れやコンセプトを見ることができる。
めちゃくちゃ力が入ってて非常に素晴らしい。
2015年新ユニフォーム発表 | 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
TwitterやなんJの反応を見る限りではライオンズブルーの復活を期待してたけど、実際マイナーチェンジに終わってて残念そうだったw
野球猫びいき : 【悲報】西武新ユニフォームの背ネームが相変わらず読みにくい+サンクスフェスタ
ライオンズの新ユニ普通にカッコいいと思う。
ライオンズブルーは味があっていいけど、ビジターユニとか冷静に考えるとダサい気がする。L1文字はシンプルすぎだなあって思ってたし、新しいユニくらいがちょうどいい。コンセプトも説得力ある。と思う。
草野球チームでこのLionsのロゴベースでユニフォーム作っているチームがあったけどめちゃくちゃカッコ良かったもん。
これが前のユニフォームで、右袖のsaitama seibuのロゴがカッコ良かったんだが、新ユニフォームではなくなったみたいで少し残念だ。
確かに背ネーム・背番号に関しては賛否両論あるのもわかる。奈良原コーチのNAAAHAAAは実際ひどい。細すぎて背番号1桁台はとてもショボく見えてしまう。銀仁朗が背番号の2がキャッチャーのプロテクターの紐で隠れていたりとか。
新しいユニフォームでも相変わらずRとA、HとKの判別は難しそうである。
ここ10年で背ネームのトレンドが一変した
さて、近年復刻ユニフォームが流行っているが、最近気づいた事がある。
背ネームが当時に比べて全体的に狭めなのである。
しかし、背ネームが細めなおかげで古臭くない印象を抱かせる。決して文句をつけている訳ではない。
しかし、西武ライオンズの場合は、2000年ごろ以降は真ん中のKATAOKAのフォントだったような気がするので、あえて今風にしているようではなさそうだ。
先日買った復刻版のダイエーホークスのグラウンドコートは明らかに当時より文字が細かった。
このように、「背ネームは元々狭めで名前の文字数に関わらず同じ文字幅で使う」というのは近年のトレンドのように感じる。
それを象徴するのはソフトバンクホークスのユニフォームだ。
今はプロ野球を引退している近田怜王選手は「LEO」と3文字だったが文字幅は変わっていない。昔だったらデカデカと書かれていたはずだ。
一昔前まではこのように文字数によって背ネームのフォントサイズが変わっていた。
近年は背番号や背ネームのフォントで個性を出すようになった
昭和時代はどこのチームも背ネームは同じようなゴシック体で、背番号は高校野球のような背番号だった。実を言うと各チーム微妙に異なっていたが、だいたい似たようなものである。
近年は先述のライオンズや、スワローズの前のユニフォームように背中で個性を主張するのが当たり前になった。そこでデザイン上の理由か文字幅がほぼ統一されるようになったようだ。
このスワローズのユニフォームの背番号ほど野球らしくない個性的なユニフォームはなかなか無い。個人的には結構好きなユニフォームだった。なぜなら女の子が着るとかわいいからだ!!!!(重要)
さっきと言っていることは異なるが、スワローズはデフォルトの文字幅が広かったので文字幅を変えていたw (スワローズも2013年にユニフォームが変わり、「元々文字が細い」タイプになってしまった。)
因みに僕の苗字をローマ字にしてもLEO程ではないがとても文字数が少ない。今僕がプロ入りしてもスカスカの背ネームに少しガッカリするかもしれないw (だから僕がユニフォームを作る時は名前のT.を入れる)
しかし、今のトレンドは決して悪いことではない。実際文字幅を広くすればかなり野暮ったい感じになるはずだ。細かい事ではあるが、こうやってユニフォームのトレンドを追っていくのも結構楽しいと感じた。