inning interval

「遊び」をクリエイトしていかないタイプのブログ

野球に大切なことはハッタリだと思う

サードの守備って基本的に簡単なんですよね。

セカンドショートのように難しい横の動きはないし、ファーストみたいに常に守備機会が訪れる訳じゃない。ノックとかでもだいたいその場で受けて送球するだけでいい。変な打球は来ない。

・・・と思っているが、最も速い打球をさばく事になるので、ゴロをさばくのは結構難しい。ほぼ反射でグラブを出さないといけない。僕自身運動神経・反射神経は野球選手としては底辺だったので、なかなか上手くならなかった。

僕は小さな頃から運動が苦手で、野球はとにかく練習してやっと人並みにできるようになったけど、運動自体は最後まで適性がなかったと思う。とにかく自信がなかった。

 

そんな僕だが、試合中では意識している事がある。

それは、とにかくハッタリをかますこと。

 

単純なサードの守備でも一番面倒なことはバント処理である。突然バントやられたりする。ランナー2塁でバントとかクソ面倒だし、頼むからサード側に決めないでくれって常々思っている。

あと、セーフティーバント。本当に予想外なタイミングでバントの構えしたりしてきて正直焦る。

 

ここで簡単にできるオススメハッタリ術。

バントが頭の中になくてめちゃくちゃスタートが遅れても、絶対にバントの構えだけでやってこないとわかっている時も、とにかく前にダッシュする。そして、キャッチャーミットにボールが収まった後もその場で止まらず、バッター近くまでダッシュする。そしてバッターを見て「おう114514」と言わんばかりにドヤ顔して帰って来る。これだけでバッターは「あっ、サードにはバントできないな」と思う・・・気がする。

ぶっちゃけ疲れるじゃんって思うかもしれないけど、これを1回やればバントの構えで揺さぶってくることも減るから結果的には楽ができる。

ランナー1塁の送りバントでもできるだけダッシュする。バッターにとにかくプレッシャーを与え、余計な事を考えさせる。単純な事だが心理戦みたいな感じだ。

 

こんな感じでハッタリをかましていくが、守備に限った話じゃなくて、自分がランナーでも同じような事ができるはずだ。(残念ながら、僕は走塁はあまり得意ではない)

 

自信がなくてもとにかく自信があるように振る舞うってことはスポーツでは結構大事な気がする。メンタル的にもネガティブに考えるよりずっといい。普段はネガティブでもとにかくポジティブに。

 

最後にサードの守備は簡単簡単って言っているが、そんなサードのポジションは僕はとても気に入っている。カッコイイ。サードの守備にはこだわりがあるつもりだ。

今年の8月、今現役高校球児1年生の弟が新チーム初めての公式戦で途中からサードで起用されていた。サードを守る弟を見ているのはとても嬉しいが、僕に追いつくのはまだまだだな。